台本を全部読んだ時、泣いてしまった。

すっごくいい話だったから…

これは、光輝クンと演じられるのも嬉しい。

「ねぇ、練習しよっ!!」

隣にいた光輝クンに、話しかける。

「お前に言われなくても、練習するし」

いつものように、あたしに冷たい言葉を浴び

せる光輝クンは、やっぱり意地悪。

少しイラッとするけど、やっぱり好きだった

りするから不思議。

―青空ゴール。

あたし、この映画が終わったら、光輝クンに

この想いを伝えよう。

…好きだよ、光輝クン。