三浦さんは、黙り込む私を同意の上と見たらしく。首筋に舌を這わせてそのまま鎖骨まで舐めると、シーツを剥ぎ取り太股を撫でた。
冷えていた身体は、一気に熱を持ち疼き始める。
「っ、…」
手の甲を口に押し当て、声が出ないようにと我慢する。
「菫、それダメ。」
「や…ん、あっ…」
三浦さんは少し唇を尖らせて、私の両手を片手で簡単に頭の上で拘束する。
もう片方、自由の手は私の中に埋め込まれ自由に動き回る。
「みう、らさ…っ、」
「ん?」
「それ、やっ…!」
「嘘。」
拒否を伝える私にニヤリとニヒルな笑みを浮かべた三浦さん。さらに激しく動く指は私を翻弄し、犯ス。
二人の間に籠もる熱い吐息は、高揚を窺わせる。
と。
三浦さんは私の右足を軽々と持ち上げ耳元に口を寄せ甘く甘く囁く。
「いい?」


