大切なもの



「美波、お疲れっ」

あたしは肩に腕を回す。
それからポンッと手を置く。


「いちもねーっ」

ケラケラと笑って、エナメルの元へ。
水筒を取りだして、スポドリを口に注ぎ込む。


「ともちんもお疲れー」

すでにスポドリを飲んで、息をハァハァと荒くしているともちん。
余程疲れたんだな……。


「あ゙ー?あぁ、ウン」

最初、変な声聞こえましたけども。
スルーしていいのかな?


ウン、あえてスルーしておこう。


「ちょっ、スルー!?ひどくない?!」