大切なもの



あたしは遠慮しながらも、コク……と小さく頷く。
先生は満足げにニコッと笑って、先輩方のもとへといった。


「次、順番で打っていいからな」

大きい声で言ってくれた。
嬉しかった。
邪魔じゃないって言ってくれてる気がして……。


「ハイッ」

元気に返事をして、気合をいれて素振りし直す。


「誰から打とうか??」

話していると、順番が決まった。

1番…あたし
2番…美波
3番…朋美


になった。