すると先生が近寄ってくる。 「お、ホームいいな」 そう言ってジロジロと上から下まで見られる。 なんか照れるわ……。 「ありがとうございます」 ペコッと頭を下げる。 「マシン、打つか?」 たった短い一言。 でもあたしたちにとってはほしい一言だった。 でも邪魔だよね、あたしたち。 「邪魔になると思うんで、いいですよ」 打ちたいけど……迷惑だしね。 「いいぞ?守備の練習になるし」 困ったな……。どうしよう。 チラ、と美波を見る。 いいんじゃない? そう言ってる気がした。