大切なもの



何度も何度も荷物運びを繰り返してると、ほとんど全員集まってきた。
そのたびに「こんにちわー」と挨拶して、ボールを拭く。
拭くたびにキュッキュッという音がなり、かなり真っ白になった。
新球みたいだぁ!網目もバッチリだし。


「すんごいね!コレ使うの勿体無いよ」

ボールを握って、投げるホームをする。



あたしたちは愛想笑いをして、ボールを籠にいれる。

「じゃ始めようか」

部長がそう言って、円になった。





練習が始まり、あたしたちはまた端っこによった。
もう部員なのに、この差は何だろう……。

そう思いつつ、キャッチボール。



あとは素振り。
バットは個人で一本ずつ持ってる。


あたしがAX4の紫。
美波がCATLYSTの黄色。
朋美がCATLYSTの緑。