大切なもの



でも……なんか見てたい気がする。
カーワイ♪
声には出さずに、口パクで言った。
クスクスと笑って、チクチクする頭を触る。


なんかこの感触いい感じ!

ソフトの本を読み終わり、違う本をセレクト。



「あれいち?何読んでるの?」

美波があたしの顔を覗く。
うっ……これは言えないんだな。


「秘密☆」

ウフ、と笑ったらズイッと後ろから顔が。



……ともちん!!


まったく気づかなかった。

バッ、と勢いよくとじる。