大切なもの



「……起きろっていってんのが聞こえねえ?」

低い声を出して、クスッと笑う。
あたしの殺気で、ビクッと朋美が起きる。


「もうちょっとで自己紹介回ってくるよ?」

クルッと前を向く。
ちょっとククッと笑う。


「……お前怖えな」

タカが呆れ気味に笑う。

「普通じゃないですかー」

アハハ、と笑う。
タカはやっぱり苦笑してる。



「えーと、宮田朋美でーす。
ソフト部入りまーす。
誰でも話しかけてください。
よろしくー」

ダルそうに呟いて、すぐ座った。
コイツ、めんどくさがってんな(笑)。