大切なもの



「……え」

そこには恐ろしい程に無表情な3人がいた。
やっぱり怒ってるんだ……。



「すみませんでしたッ」

あたしたちは思いっきり頭を下げた。
は?というような表情をした。


「あたしたち、3人のこと応援してます!
ソフト部としても、この状況でも。
あいつらにも負けないって信じてます」

そう言って満足げに笑った。


もう用は済んだ。



「あいつらなら、1―6にいます」

あたしたちがココにいる必要はもうない。
立ち去ろうとしたとき。



「……ありがと」

いつもの優しい微笑みを見せてくれた。
あたしたちのほうこそ、……ありがとう。