大切なもの




「じゃあ……」

目を固く瞑り、グッと歯に力をいれている。
おもしれぇ。


「お菓子、奢って?」

あたしの考えた罰ゲームが想像以上に簡単なものだったから、へ?とでもいいそうなぐらい、ポカーンという顔をした。
そのあと、フッと笑った。


「太るぞ?」

なーんていう意地悪発言。


「うっせえな。お前よりは太んねえよ!」

ケッと嫌味をいう。
はやくいくよ!、と腕を引っ張る。


コンビニに入ると、「コレ!コレ!」と欲しいものがたくさんあった。


タカは呆れたように、「多すぎだろ……」と呟いた。


「何か?」

ニコッと黒い笑みを見せる。
タカは溜息を吐き、「なんでもねえよ」といった。