大切なもの



―――ツンツン

ん、誰だ。
安眠妨害野郎。


「いち、終わったよ」

美波だった。
しかも教えてくれた美波に文句言っちゃったよ。


「ありがと」

ちっちゃくお礼を口にする。
美波は小さく頷く。



いやぁ、コイツかわいい!
後ろからぎゅーって抱きしめてやりたい!!


そんなこんなしてると、みんなもう立っていた。


「え、何?もう移動?」

あたしはポケッとしてたから、何も聞いてなかった。

「写真撮影だって。
……あたしたち3人は一番後ろぉ」

ハァと溜息を吐く。
あたしたちは小学校からちょっとやってたわけで、身長も155はいってる。
一番ちっこいのが155の美波。
次に158の朋美。
であたしが164。