「ストラップとか売ってそうな店あたりを覗けば? 何か記念に買ったりしてもいいんじゃねぇの?」
秀悟の言葉に、僕は思わず腰を浮かす。
「ちょっと秀悟! それ、すっごいナイスアイディアじゃない?」
ちょっといいんじゃないの?
「その辺の店覗きに行かない? 今日の記念に何かお揃いで買おうよ」
とか何とか?
いや、普通に店を覗いて、彼女が
「あ、これかわいい」
って言った時に
「買ってあげようか? 僕もお揃いで買ってもいいかな?」
とか何とか言っちゃうってのはどうかな?
それともさ、それとも……
「伶! 戻ってこいっ!」
おっと。
秀悟の声で我に返る。
今日はアブナイ妄想ヤローな僕。
「ごめん、あまりにいいアイディアで」
「…ホント、おまえって幸せものだよな……」
多分、褒められてないんだろうけど、いいんだ。僕は幸せものさっ!
「よし、そうとなったらその店もリサーチ?」
「…この先に、女の子がたまってる店が何軒か並んでる通りがあるから、その辺を適当にぶらつきゃ大丈夫だから。今日はやめようぜ」
「なんで?」
「……おまえ、俺と二人で、ヤロー二人連れで、女の子ばっかのカワイイ店に入りてぇの?」
「……さすがに、イヤ」
という訳で、店がある通りの場所だけメモって、店を見るのはやめにした。
秀悟の言葉に、僕は思わず腰を浮かす。
「ちょっと秀悟! それ、すっごいナイスアイディアじゃない?」
ちょっといいんじゃないの?
「その辺の店覗きに行かない? 今日の記念に何かお揃いで買おうよ」
とか何とか?
いや、普通に店を覗いて、彼女が
「あ、これかわいい」
って言った時に
「買ってあげようか? 僕もお揃いで買ってもいいかな?」
とか何とか言っちゃうってのはどうかな?
それともさ、それとも……
「伶! 戻ってこいっ!」
おっと。
秀悟の声で我に返る。
今日はアブナイ妄想ヤローな僕。
「ごめん、あまりにいいアイディアで」
「…ホント、おまえって幸せものだよな……」
多分、褒められてないんだろうけど、いいんだ。僕は幸せものさっ!
「よし、そうとなったらその店もリサーチ?」
「…この先に、女の子がたまってる店が何軒か並んでる通りがあるから、その辺を適当にぶらつきゃ大丈夫だから。今日はやめようぜ」
「なんで?」
「……おまえ、俺と二人で、ヤロー二人連れで、女の子ばっかのカワイイ店に入りてぇの?」
「……さすがに、イヤ」
という訳で、店がある通りの場所だけメモって、店を見るのはやめにした。



