夕飯も一緒に食べたかったけど、家族が心配してるだろうから、残念だけど今日はここまで。
明日は休みだし、みくるちゃんを家の近くまで送ってから帰ることにした。
みくるちゃんの家の近くに、小さな公園がある。
他愛もない話をしながら、公園にさしかかったので、ちょっとだけ話をしよ、と誘った。
並んでベンチに腰掛けて、何となくしていた話を続ける。
ふと、話が途切れた。
「今日は、またラベンダー、ありがとう」
僕がぽつりとそう言うと、みくるちゃんが笑い返した。
「いいよ、使って貰えるのが嬉しいから」
なんて、カワイイ返事なんだぁ!
僕は、さっき買った指輪をポケットから取り出すと、みくるちゃんに渡した。
「これ、ラベンダーのお礼なんだ」
「え? あれ、これ、あの店の…」
受け取ったみくるちゃんは、ラッピングを見てすぐ気付いた。
「あけて、いい?」
僕が頷くと、嬉しそうに包みを開けた。
「……わぁっ! これ……」
みくるちゃんはそう言った後、黙ってしまった。
うそ、気に入らなかった……?
「嬉しい……っ。大事に、するね…」
涙ぐみながらそう言ったみくるちゃん。
そ、そんなに喜んでくれるなんて……。
僕は、みくるちゃんをもっともっと愛しいと、そう思った。
明日は休みだし、みくるちゃんを家の近くまで送ってから帰ることにした。
みくるちゃんの家の近くに、小さな公園がある。
他愛もない話をしながら、公園にさしかかったので、ちょっとだけ話をしよ、と誘った。
並んでベンチに腰掛けて、何となくしていた話を続ける。
ふと、話が途切れた。
「今日は、またラベンダー、ありがとう」
僕がぽつりとそう言うと、みくるちゃんが笑い返した。
「いいよ、使って貰えるのが嬉しいから」
なんて、カワイイ返事なんだぁ!
僕は、さっき買った指輪をポケットから取り出すと、みくるちゃんに渡した。
「これ、ラベンダーのお礼なんだ」
「え? あれ、これ、あの店の…」
受け取ったみくるちゃんは、ラッピングを見てすぐ気付いた。
「あけて、いい?」
僕が頷くと、嬉しそうに包みを開けた。
「……わぁっ! これ……」
みくるちゃんはそう言った後、黙ってしまった。
うそ、気に入らなかった……?
「嬉しい……っ。大事に、するね…」
涙ぐみながらそう言ったみくるちゃん。
そ、そんなに喜んでくれるなんて……。
僕は、みくるちゃんをもっともっと愛しいと、そう思った。



