「あのさ、良かったら、伶って呼んでくれない……?」
僕はさりげな~く、いや、さりげなさを装って、そう言ってみた。
「僕もさぁ、あの、大木のこと、みくるちゃん、って呼んでもいいか、な? な~んて……」
あああ!
調子に乗ってそこまで言っちゃったよぉ、僕ってば!
一度呼んでみたかったんだよぅ!
みくる、って名前可愛いじゃない?
付き合うなら、名前で呼びたいじゃん?
僕の性格からして、自然に呼び名を変えることは不可能だから(最近自分をよく判るようになってきたよ、僕も)、しょっぱなに聞くのがいいかな、とは思ってたんだけどっ。
こんないきなり言うつもりはなかったのにっ!
「いいよ! みくる、だけでもいいんだけど」
ふふっ、とみくるちゃんは笑い、
「伶…くん」
と、はにかんだように呼んでくれた。
やばいっ!
嬉しくてめまいがしそう~っ!
僕はさりげな~く、いや、さりげなさを装って、そう言ってみた。
「僕もさぁ、あの、大木のこと、みくるちゃん、って呼んでもいいか、な? な~んて……」
あああ!
調子に乗ってそこまで言っちゃったよぉ、僕ってば!
一度呼んでみたかったんだよぅ!
みくる、って名前可愛いじゃない?
付き合うなら、名前で呼びたいじゃん?
僕の性格からして、自然に呼び名を変えることは不可能だから(最近自分をよく判るようになってきたよ、僕も)、しょっぱなに聞くのがいいかな、とは思ってたんだけどっ。
こんないきなり言うつもりはなかったのにっ!
「いいよ! みくる、だけでもいいんだけど」
ふふっ、とみくるちゃんは笑い、
「伶…くん」
と、はにかんだように呼んでくれた。
やばいっ!
嬉しくてめまいがしそう~っ!



