2次元⇒3次元





口止め…お、お仕置き!?





「べ、別にそんなことされなくても、私言いませんよ!?」



手をぶんぶん振りながら言う。




「えー、わかんないじゃん。つい口がすべったりするかもしれないし…。そうならないために、口止め」




ゆったりと喋っているのに有無を言わせない口ぶりに、顔が引きつるのを感じた。




「いや、でも…お、お仕置きって…」




「お仕置きはついでだし、俺のプライドが許さないから。」




「いや、でも、でも…」




「黙れ。」




低い声で言われて、つい本当に黙ってしまう。





「で、何されたい?」




笑顔でいうけれど…め、目が笑っていない。