私たちは2人で、夜の海を見ていた。 明日には東京に帰る。 この景色を2人で見られて良かったな・・・ 「恵理・・・こっち向いて?」 「えっ?」と言って振り向いた瞬間、私と翔の唇は重なった。 甘くとろけるようなキス。 私は不意打ちのキスに少し戸惑い、頬を染めた。 翔はクスッと笑い、私から視線をそらした。 一瞬の出来事だった。 まだ唇が熱い。 キスをしてこんなにキュンとなったのは何年ぶりだろうか?