囲まれている雨宮くんを見ながら、私と茜は今日作ったパンプキンケーキを食べようとした。
「はるか先輩っ!俺のは?」
私と茜の間から、ひょこっと顔を出した男の子。
サッカー部の1年
萩原 拓真(ハギワラ タクマ)
拓真は物欲しそうに机の上にあるパンプキンケーキを見ている。
「拓真、甘いの苦手って言ってなかった?」
まぁ、今日のケーキは、カボチャの甘みを活かして作ってあるから、そんなに甘くないはずだけど……
「俺、はるか先輩が作ったのなら、どんなのだって食べるよ!」
なんて得意げな顔をしている。
「はるか、愛されてるねぇー」
そう言いながら、隣で茜は、にやにやしている。
「はるか先輩っ!俺のは?」
私と茜の間から、ひょこっと顔を出した男の子。
サッカー部の1年
萩原 拓真(ハギワラ タクマ)
拓真は物欲しそうに机の上にあるパンプキンケーキを見ている。
「拓真、甘いの苦手って言ってなかった?」
まぁ、今日のケーキは、カボチャの甘みを活かして作ってあるから、そんなに甘くないはずだけど……
「俺、はるか先輩が作ったのなら、どんなのだって食べるよ!」
なんて得意げな顔をしている。
「はるか、愛されてるねぇー」
そう言いながら、隣で茜は、にやにやしている。

