23時55分……
ヤバイ、年が変わる。
通話規制がかかってるから、やっぱり繋がらないよな。
さすがに俺も少し諦めはじめていた。
でも、ギリギリまで頑張ろう。
そう思い、ひたすら電話を掛けていると……
あっ!
俺の思いが通じたのか、呼び出し音が鳴った。
やった!
俺は心の中でガッツポーズをし、はるかが出るのを待つ。
『もしもし?』
「あっ、はるか?」
『どうしたの?』
と、聞かれても、“おめでとう”を言うまでは理由は言えない。
だから、
「理由がなきゃ、電話しちゃいけない?」
『いや、そうゆうわけじゃないんだけど……』
はるかは少し困っていた。
ヤバイ、年が変わる。
通話規制がかかってるから、やっぱり繋がらないよな。
さすがに俺も少し諦めはじめていた。
でも、ギリギリまで頑張ろう。
そう思い、ひたすら電話を掛けていると……
あっ!
俺の思いが通じたのか、呼び出し音が鳴った。
やった!
俺は心の中でガッツポーズをし、はるかが出るのを待つ。
『もしもし?』
「あっ、はるか?」
『どうしたの?』
と、聞かれても、“おめでとう”を言うまでは理由は言えない。
だから、
「理由がなきゃ、電話しちゃいけない?」
『いや、そうゆうわけじゃないんだけど……』
はるかは少し困っていた。

