キスだけじゃ、自分の気持ちを抑えられなくなった俺は


「茜ちゃん……。今日は……、食べてもいい?」


茜ちゃんを真っ直ぐ見つめる。


「……はい」


顔は真っ赤、そして目を潤ませながら茜ちゃんは返事をした。


その返事を聞いた俺は、茜ちゃんをベッドに寝かせ、俺はその上に跨がる。


潤んだ目で下から見つめられていた俺は、もう我慢出来ない。


俺は出来るだけ優しく、茜ちゃんの身体中、たくさんのキスをする。


そして、


クリスマスイブの夜


俺達は、初めてひとつになった――…





そして、今、俺の腕枕で眠る茜ちゃん。


そんな茜ちゃんに


「愛してるよ」


そう言って、茜ちゃんの目元にキスをした。