家庭科室の甘い味

朝、目が覚めると


私の目の前には、長谷部先輩の大きな胸が。


そして、顔をあげると


長谷部先輩は私を優しく見ていた。


「おはよう」


「おはようございます」


私が朝の挨拶をすると


「なんかいいな、こうゆうの」


長谷部先輩は少し照れていた。


「えっ?何がですか?」


「この先もずっと、こうやって俺の腕の中にいてくれよな?」


「はい」


私の返事を聞くと、長谷部先輩は優しくキスをくれた。


長谷部先輩の腕の中で


この先もずっと


こうして、先輩に包まれていたい


私はそう思った――…



【End】