「たっ、拓真っ!?」


はるかは慌てていた。


そんなはるかを見て俺はくすくす笑いながら


「冗談だよ!」


はるかの頭を撫でる。


「バカ……」


顔を赤くしたまま、はるかは呟く。


そんなはるかを俺はぎゅっと抱きしめ


「今日は我慢するけど、いつか……、いや近々、はるかの事もらっていい?」


「えっ!?」


はるかは慌てていたけど


「うん……」


俺の腕の中で頷いた。


いつか、本当にはるかの事……


はるかの人生を


もらうからね?



【End】