一日が終わり、朝。
「おはよ」
隣の席の片平に軽い挨拶をする。
「おう」
片平も軽く返してくる。
「恋、おはよう」
「陸斗早いな」
泉と拓也も、れんの席に集まる。
このﾒﾝﾊﾞｰは落ち着く。
拓也と片平は、会ったばっかりだけど仲が良い。
中学の時、少しだけ会ったことがあるけど。
「で、どうだったの??」
泉が聞いてくる。
れんは昨日の事を話した。
昨日、ふうちゃんに会った。
浮気してない?とか、色々聞いた。
そしたら、『いつからそんな心配性になったんだよ?』って笑われた。
その後、いっぱい頭撫でてくれたり、いっぱいｷｽしてくれた。
ふうちゃんは浮気しないなって思えた。
「良かったじゃん。つうか、あいつが浮気してたら俺がぶん殴る」
話しを聞き終わった拓也が言う。
なんか、嬉しい。
