付き合うルールは10項目

「信じてます。あーちゃんを大切にしなさいよ。」

「さすが母さんありがとう。」
母さんは、信じるとかそういう言葉に弱いんだよ。

部屋に上がりながら、笑ってしまった。

部屋に入って、鞄に服を入れながらあるものを持って行く事にした。

階段を降りた時、ちょうど父さんがいた

「佑都。母さんから聞いたけど、お泊まりはいかんだろ」

「おかえり父さん。病院は?綾は、一人で寂しいんだ。変な事は絶対起こらない、約束する。」

「病院は、また夜戻る。分かった。お前がそういうなら、約束だからな」


父さんは、約束って言葉に弱いんだよ。