「佑都。」

私は元々甘えん坊なんだ。とーくんは知ってるからいいんだって思ったら…
抱き着きっぱなし。


「綾は、昔から甘えん坊だな」
と言いながら、頭を撫でてくれた。

「だって佑都だから…」

「綾やっぱりかわいい」

ぎゅーってしてくれた。



「あ…夜ご飯どうしよう?」
「そうだ俺も、食べていい?ってか、泊まっていい?」

「えっ、でも…えっ」

「変な事はしない。綾、いつも一人だろ?なるべく一緒にいたいんだ。」

「絶対だよ。変な事なしだからね!」

泊まるって言われて、びっくりした。本当は、付き合って2日目の二人がお泊まりなんてダメなんだよ。

でも…とーくんだから。
毎日寂しいし。


「じゃぁ、俺一回家に服取りに行ってくるわ。」

「じゃぁ、私その間にご飯作っておくね。」

「じゃ、行ってくるわ」

「行ってらっしゃい。」



夜ご飯頑張ろう。肉じゃがとおひたし、お味噌汁にしよう。