「綾、おはよう。今日もかわいいねぇ。」
香織ちゃんの毎朝の日課が、私に抱きつく事。

「香織ちゃんおはよう。」

香織ちゃんは小学校からのお友達、私にとってお姉さんみたいな人。香織ちゃんは双子なの。

「2年も同じクラスになるかな?綾とは一緒がいいなあ。」
「うん。早く見に行こう。」

私は、今日から2年生になる。香織ちゃんと二人で掲示板を見に行った。

「綾、おはよう。」
香織ちゃんの双子の姉、紫織ちゃんがきた。

「今年は、三人一緒だよ。」
「あんた、せっかく人のドキドキを…」
香織ちゃんと紫織ちゃんは、いつも言い合ってるけど双子だから仲は良い。

「本当に?やったね。二人と一緒なら楽しい。」
「綾が言うなら、いいけど。」
「そうなんだけど…香織、今年は大変よ。あの加賀が一緒だからね。」

「それはダメだわ紫織。綾を守らなきゃね」

二人は、よく分からない会話をしていたが、一緒にクラスに行った。