部活に戻った私は、先輩方からの質問攻め。
私は、走り幅跳びをしている。幅跳びの2年は私一人。
私は紫織ちゃんいわく、幅跳びの人達の妹らしい。

『綾ちゃんの彼って加賀君よね。美男美女お似合いね。』
『爽やかだったわ』


部活が終わり、着替え中でもこれだ…
いつもより疲れる。

『綾ちゃん、今日双子は?』
仲のいい、幸ちゃんだった。

「二人はこの三連休合宿でいないよ」

『あの双子も、気が気じゃないでしょうね』

と言いながら笑っていた。

『綾ちゃん、彼が待ってるよ』
先輩がそう声をかけてくれたので、急いで部室を出た。


「お待たせ、ごめんね」

加賀君にそう言うと笑ってこっちを見ていた。

「皆さんお先に失礼します。お疲れ様でした。」

『綾ちゃんバイバイ。』