家に帰って親もいない冬のひんやりとした自分の部屋に向かった。


そして俺は机の引き出しの中から
まだ真新しい手紙と日記を取り出した。

しかし、どちらも俺物ではない。
優衣の物だ。
優衣がこの世からいなくなってもう1ヶ月が経とうとしていた。


優衣が亡くなって、1週間ほどしたある日、
俺宛の手紙と日記が届いた。

その内容は想像を絶するものだった。



俺は手紙と日記を持ってベットの上に腰かけた。
俺は最近こうやって手紙と日記を読みながら、
優衣を思い出しながら、
優衣の表情を思い出しながら、
優衣の言葉を思い出しながら、

優衣と出会ってからの事をいつも思い出す…。