「お前は、どっどう責任をとるつもりなんだ!!」

「だからお父さん!そうやってすぐ怒鳴らないで!!」
葵さんが言った。

「お前は黙ってろ!!優衣が死ぬぐらいならお前が死ねばよかったんだ!!!」
お父さんにそう、強く言われて何も言い返すことが出来なかった。


ボコッ!!
俺はまた、お父さんに殴られた。


そこからの俺の記憶は定かではなくて、
葵さんに家まで車で送ってもらった事はかろうじて覚えていた。