かふぇもか

「紗美ちゃんかぁ~。僕はここのマスターで松井隼人、この子は夏目唯ちゃん。外にいた犬はここの看板犬でタロだよ。ヨロシクね」 


「よろしくお願いします」


改めて頭を下げた。


「唯ちゃん何か淹れてあげて」


「はい」


唯がクールな面立ちで席を立った。


「どんなのが好きですか?」


「甘いのが好きです」


わたしが話の中で年齢を伝えたせいだろうか、唯は初めて敬語を使った。