かふぇもか

「最初は何やらしてもノロいし、お釣りは渡し忘れるし、ガラスの扉には激突するし、どうなるかと思ったけど、コーヒーも作れるようになったし、最終的には頑張ってたよね」


「ゆ、唯ちゃん」


わたしは唯の言葉にうるっときた。


「だから今は辛いかもしれないけど、夢の為に頑張れ!自分も頑張るから」


「うん、分かった!頑張る」


最近残業続きで参っていたけど、唯の顔を見て励まされたら元気が出た。


「彼氏~」


「だから彼氏じゃないから。何?」


「わたしいないからって浮気してない?」


「してないし、そもそもあんたと付き合ってねぇーし」


「それじゃあ、おやすみ、ちゅ」


「ちゅとかキモい」


久しぶりに顔を見た唯は口にピアスを開けていた。