あたしはよく2人に恋の悩みを話す。
そしたら口をそろえてまずは知ることから
始めないと!とねねと晴は言った。
幼馴染なんていなかったから、
一番身近な存在で始まっても隣の人だった。
仲良くなるためには情報が不可欠。
自分で話しかけて知ってもらえるようにも心がけた。
それもあったけど2人の活躍は大きくあった。
どう仕入れたのかは知らない彼の話を
コッソリあたしに教えてくれたりして。
まあ時にはそのせいであたしの好きだった人が
ねねや晴も好きになっちゃったってこともあったよね。
(あれはあたしも怒ったケド)
2人のおかげで実った恋もある。
その人が派手でギャルっぽい人がタイプだと
(それも2人からの)うわさで聞いたときには
あたしだってできる!と濃い目メイクを試したり。
初めての彼氏ができたときと
まったく何も変わってない。
そんな藤田澪の全盛期は
「好きな人ワールド」とかいうニックネームまで
勝手に2人につけられたこともありまして。
思えばねねと晴のおかげっていえることは多い。
恥ずかしいから絶対言ってやらないけど!
いきなりお団子ヘアをぽこんと叩かれてあたしは
ハッと我に返った。
そしたら口をそろえてまずは知ることから
始めないと!とねねと晴は言った。
幼馴染なんていなかったから、
一番身近な存在で始まっても隣の人だった。
仲良くなるためには情報が不可欠。
自分で話しかけて知ってもらえるようにも心がけた。
それもあったけど2人の活躍は大きくあった。
どう仕入れたのかは知らない彼の話を
コッソリあたしに教えてくれたりして。
まあ時にはそのせいであたしの好きだった人が
ねねや晴も好きになっちゃったってこともあったよね。
(あれはあたしも怒ったケド)
2人のおかげで実った恋もある。
その人が派手でギャルっぽい人がタイプだと
(それも2人からの)うわさで聞いたときには
あたしだってできる!と濃い目メイクを試したり。
初めての彼氏ができたときと
まったく何も変わってない。
そんな藤田澪の全盛期は
「好きな人ワールド」とかいうニックネームまで
勝手に2人につけられたこともありまして。
思えばねねと晴のおかげっていえることは多い。
恥ずかしいから絶対言ってやらないけど!
いきなりお団子ヘアをぽこんと叩かれてあたしは
ハッと我に返った。

