キミイロWORLD-way to get happy-

自分でも頬が熱を帯びているのがわかる。
それを必死に隠そうと
ニコッと笑ってる顔を振り払おうとする。

もちろんあたしの力じゃ及ばなくって。
だけど抵抗を続けちゃう。


東海林一志にとってはこんな行為
手慣れたモノなのかなあ?
だってあの余裕の笑顔といったら…ね。


だとしたら
あたし一人でパニックになってんじゃん。


壁に押し倒されるわ、腕を捕まれるわ…

待って待って。
このあとの展開、嫌な予感がする。
嫌な、というか妙な予感…


「んじゃね、俺のメロンパンナちゃん?」


あたしの予感は容易に打ち砕かれた。


今の距離感…
ホントに″ちゅー″寸前だったってば。


妖しく笑って東海林一志は
伸びをしながら背中を向けて歩きだした。


呆然と立ち尽くすあたしに
チャイムが昼休み終わりを告げた。