キミイロWORLD-way to get happy-

あたしのぎこちない笑顔が返事となって
この人には伝わった。


勝手にふっかけられたメロンパンバトル。

しいて言うならあたしの勝ち?
頑固に言い張らずに半分こしてあげた
このあたしの偉さ、みたいな?


まだほんのりと温かいメロンパンを
ていねいに半分にちぎって手渡した。

さようなら、あたしの片割れ。


「おかえり。俺のメロンパンナちゃん」

「感謝してくださいねっ!…ではっ」


おまけにあたしの得意技・ドヤ顔つき。


あーあ、そして本日2回目の
意味のわからないギャグ言ってる。

ハスキーボイスに眠たそうな顔。
それでメロンパンナちゃんってギャップすぎ。


きっと1学年でこんな変な人いないし
他学年の人なんだろうなあ。


ってそれもそうじゃん。
組章には「2-Ⅲ」というのがついてる。


他のクラスの人とは話さないし
ましてや男子なんてもってのほかだもん。

あたしもやるなあ、なかなか。


昼休みはあとどれくらいだろう、
そう思いながら
再びぎこちない苦笑いを浮かべて背を向けた。