キミイロWORLD-way to get happy-

一気に心拍数が上がった気がして
頬が熱を帯びる。

あたしは一体どうしたら…?

疑問を見えない誰かに突きつけながら
ゆっくりと後ずさっていく。


ここは大人しく渡すべきなのかな。
それともちょっと頑固になってみる?


ためらっているうちに沈黙は途絶えた。


「しょうがないなぁ。
そのメロンパン半分こで許してやるよ」

「そもそもなんであたしが…」

「すぐ近くにそれ持ってる人からさ。
可愛い子だったからってわけじゃないよ?」

「…別にすねてませんけど」

「おっもしろお前」


おもしろくないっつーの!
これでも必死で言い返そうとしてるつもり。


正直言うともうどっちでも良かったり。

なんていうか…この人の
ゆるい流れにあたしもやられたのかな。


それに一応メロンパンは食べられるから
プラマイゼロってやつでしょ。

あたしだってしょうがないから
半分こしてあげてもいいよ。