弟に怪我をさせる程の行為は、守る、という鳴瀬の考えとは真逆のものである。 相手を打ち負かすつもりで力の限りに攻撃する。 幼い頃から誰にも制止を受けなかったその心が、果たして大人になった時に収まりつくのだろうか。 相手を武力によって押さえるというものは、完全に優位に立つための支配欲である、と感じてしまうのは私だけだろうか。