とっくんは渋々段ボールを集め出す。 私は工藤くんを鼻歌まじりに連行する。 だって。 仕方ないじゃないか。 工藤くんは鳴瀬のお気に入りなんだから。 まあ、何とも自分勝手な理由だろう。 自ら呆れつつも、つい構ってしまう。 皆もそんな私に突っ込みもせずにやりたいようにやらせていた。 格好いいという事は何とも得な事か。 自分で勝手に可愛がりながら、そんな工藤を羨ましがる。 何ともおかしな気分だ。