私は彼と別れてからも公園に残った。





せっかく雪が降ったのだから
小さな雪だるまを作った。





「うぅ…さむ…」





ずっと雪を触っていたから
手は凍えているように冷たい。





なのでポケットから持っていたカイロを取り出した。
それを手で包み込んで手を温める。





私は立ち上がり学校へと向かった。
周りには同じ学校の生徒が何人か学校に向かっていた。







「…うわっ!!」







突然私の視界が真っ暗になった。







また始まった…







私の視界を妨げようとする手が…
こんなことをするのは2人…