「美空と太陽!!」




「あぁ…ばれちゃった…」




「ほんとだよ!!なんでばれたんだ?」




「毎日してるからでしょ!!」




「「やっぱり?」」





声が重なった2人。





この2人は


九条 美空 - クジョウ ミク -

神崎 太陽 - カンザキ タイヨウ -


2人は私の幼馴染。




「まぁしゃあねえな!美空?」




太陽は美空の頭をポンポンと叩いた。





「もう!!子ども扱いしないでよ!!」




「わりーわりー!!」



太陽は笑顔で言った。
それを見て美空が頬を赤く染める。



美空は太陽の事が小さい頃から好き。


身長が小さくて
目はくりくりしてる。


紙はふわふわして少し茶色がかかっている。


いっそ人形みたいって言ったほうが早いかな?





だから私にとって美空は同級生って言うより
妹って言う感じがする。




そんな美空の事を
太陽も好きだと思う。
仲がいいし。
早く付き合っちゃえばいいのに…




と思うのも私の日課。





「ほらー!早く行くよ!!」



「はーい。」





なんだか私って2人の姉みたい!?