「俺さ…」
いきなり声がして
振り替えると木村がいた
「なんで」
よく見ると木村は
すごい汗かいてる
走ってきてくれたの?
「俺さ…一年ときからずっとお前みてた」
「え?」
「いっつも友達と笑っててさ、楽しそうだなって」
なんだ、なんだ、
ちょっと期待したじゃん
木村が私を好きなわけ
ないのに…
「気づいたら好きになってた」
「……………えっ!?」
思わずたってたのに
ベンチに座ってしまった
「最近、お前笑わないじゃん。いっつも無理そうな顔してさ、俺は…お前が笑ってるところが……その…えっと…あー好きだったんだよ!」
一回目の好きはさらりと
いったくせに
二回目はすごい照れてて
泣いてたのに頬がゆるむ
くらい可愛いって思った
「私、そんなに嫌な顔してたの?みんなにバレバレかー」
あははってごまかす
本当は木村にそんな顔を
見られてたなんて
ショックだった
「俺だからだよ!俺はずっとお前のこと見てたから!だから分かったんだ…」
びっくりした……
いつ見ても木村と目が
あうのは数回だった
見られてるなんて
感じることさえなかったから

