変わらないモノ



「月歩!」



帰り道みんなの会話から
外れて

一人俯いて歩いていると
後ろから声が聞こえた


そう、私の大好きな声…




中学にはいってから
ずっと好きだった木村


二年になってやっと
話せるようになって


友達関係はぐちゃぐちゃ

だけど木村がいることで

少し心が楽になった




「ちょっと!」


私の手をひいて
走り出す




「なにあれ…」

後ろから聞こえてた声

私には聞こえなかった



闇に落ちた瞬間だ……………