叶わない恋でも諦めない

涼は私を不思議そうに見つめてきた。


「私…涼が好き」

「え?」


私のいきなりの告白に
涼は驚いた表情で
私を見つめてきた。


「瑠…美?」

「私、昔から涼のことが
好きなの。

今…こんな形で告白なんか…
ずるいでしょ?

ごめんね?
私、別に彼女になろうなんて
思ってないよ?

ただ…気持ちを…
気持ちを伝えたかった…
だけ…だから…」

「瑠美…泣くなよ…
俺は別にずるいなんて…」


涼は本当に優しい…。


「ごめんね…?
…送ってくれて…
ありがと…」


私はそう言って涼の
顔も見ずに自宅に向かって走った。



…ごめん…涼…

今言われるのは困るのにね…

困らせてごめんね…




________

    _______