私がボーっと外を眺めていると……
-ガラッ
「あれ?鍵開いてんじゃん。
誰かいるのか…って、瑠美!?」
「あれ?涼?
あんたこんな時間まで何してたの?」
…って、あ。
ジャージってことはクラブね。
涼はサッカー部のキャプテン。
いつも遅くまで練習してたのは
知ってたけど…
「こんなに遅くまで練習してたんだ?」
「あぁ。
それより、瑠美こそこんな時間まで
何やってたんだよ。
帰宅のくせに」
…何か嫌みに聞こえるんだけど…。
「悪かったわね。
日直の仕事してたの。
美月ちんの雑用」
私は名簿に指差しながら
フンッと笑った。
-ガラッ
「あれ?鍵開いてんじゃん。
誰かいるのか…って、瑠美!?」
「あれ?涼?
あんたこんな時間まで何してたの?」
…って、あ。
ジャージってことはクラブね。
涼はサッカー部のキャプテン。
いつも遅くまで練習してたのは
知ってたけど…
「こんなに遅くまで練習してたんだ?」
「あぁ。
それより、瑠美こそこんな時間まで
何やってたんだよ。
帰宅のくせに」
…何か嫌みに聞こえるんだけど…。
「悪かったわね。
日直の仕事してたの。
美月ちんの雑用」
私は名簿に指差しながら
フンッと笑った。