「……帰る」 ただ、それだけを言って飛鳥は帰って行った。 1人になった部屋。 あたしは、声をあげて泣いた。 「~~~っ、わあああんっ…!!!」 子供みたいに泣き叫ぶあたしを、 太陽と、 向日葵と、 蝉が、 ただ、じっと見ていた。 残された宿題。 それと共に、夏が終わっていく。 飛鳥。 ただ、その名前だけを呟いた。