だからなのだろうか。 あたしと飛鳥、互いに恋人がいたことがないのだ。 そりゃ、多少は…告白されたこともあったけど、何だか欲しいともなんとも思わないもので。 丁寧にお断りさせていただいてる。 それは飛鳥も一緒みたいだ。 だからって言って飛鳥を意識したこともない。 それが丁度いいのだろうと思った。 しかし………。 「飛鳥くん、ちょっといいかな??」 「あ??」 「その…今日の昼って暇、かな??」 今、クラスでも結構可愛いと言われている女子に声をかけられているようだ。