俺はフッと笑い、全てが終わったあとに出て行った。


そして、提案。



『退学』を。




今回はゆずかが傷つけられなかったからいいが。

何かあったらただじゃおかねぇのが俺だ。


あんな男っぽいあいつでもちゃんとした『女』だ。

それは俺が一番知っている。




ま、理事長に話をつけたっつーのは余裕で、ウ・ソ(笑)

それくらい脅しといても問題はない。



ゆずかもそれに賛成するかなー…と思ったら、やってくれる。



俺よりもっと酷い(ムゴイ)ことを考えていやがったよ。




それがゆずかだ、

それが俺の惚れた女だ。




あいつは全然俺の気持ちに気付く事なく長年一緒にいるけど、

ぜってー、手に入れる。