「で、もう帰るか??」


「うん、そろそろ帰ろう??」


「一緒にいてって言ったわりにはすぐ帰るのな。
なんならゆずかん家行ってやろーか??」



ニヤリ、と妖艶な笑みを浮かべる飛鳥。



「はあ!?
帰って寝るから来なくていい!」


「ったく、素直になれよ」



いつもみたいに言い合っているとある人があたし達の元へ向かってきた。





「……ん??」


「あれって…、向井先輩か??」


「そう、だよね??」