「俺はその子に夏休み中、告白をされたんだ。
もちろん、その時は恵が好きだから断ったんだ」
「うん…」
「でも、その子は「2番目でもいい、だから好きでいさせて」って。
俺は誰が誰を好きになろうと自由だって思うからそれは承諾したんだ」
「そうだよね」
「したら、その子はそれから俺にかなりアタックされて、恵とは違う魅力を感じた。
メールをしたり、電話をしたり…、遊びに行ったりするうちに俺はその子に惹かれていった」
「…メールはいいかもしれないけど、どうして電話や遊びに行ったの??」
「もう、その時にはその子に心がいっていたんだと思う。
だから自然と恵よりその子を優先させてしまった」
「………そう」
「だけどその子といる時、時々恵の笑顔が浮かぶんだ。
そうなると「あぁ、会いたいな」って思うんだ。
恵のことが好きなのかもしれない、だけどやっぱり今、一緒にいたいと思うのはその子なんだ」
「恵には言わないの??」
「…文化祭の時にはちゃんとケジメをつけたいと思ってる。
それに、その子と文化祭は周りたいから」
「そっか。
ねぇ、祥??」
「何??」

