「他に案はないのか、えー??」
そう言われて黙り込む。
全然案がないようなので、
「仕方ねぇな、じゃあこれの中から多数決とるぞ」
武井は溜息混じりに言った。
結果、
王道のメイド喫茶になりました。
女子はメイド、男子は執事のコスプレをするということになった。
てか…、あたしがあんなフリフリで丈の短いスカート履くの!?
やだやだやだ…。
今は女子と男子に分かれて、誰がホールをやるか、キッチンをやるか決めている。
女子は…、
「「「「ゆずかは絶対ホールね!!」」」」
と、皆口をそろえて言う。
「はあ!?やだ!!」
あたしは拒否した。

