『ガチャン!!』


「「!?」」



辺りが暗くなった。


だけど全く見えないわけじゃない。

わけも分からず扉の方に向かうと…。



「!!
閉まってる!!何で!?」


「分かんねえ!!」



いくら抵抗しても扉は開かなかった。



あたし達がしまっていたところは扉からは死角。

閉めた人が意図的でなければ見えなくて、誰もいないと思ったのだろう。




「くそっ…」


ゴン、と飛鳥は力なく扉に拳を押し付けた。




「え、ねぇ、もしかして…このまま」


「ああ、少なくとも明日まではこのままだ」


「嘘……」