「反省してねぇだろ」 「よく分かったな、鈍感な飛鳥が」 「鈍感はお前だっつの」 「んでだよ??」 「…何でもねーよ」 「?? 変な飛鳥」 「るせ」 「あ、5時間目なんだっけ??」 「理科」 「さんきゅー」 そのまま5時間目の授業を受けた。 いつも通りの5時間目だったはずが…いつもとは違った。 林さんが帰ってきていなかった。 気分が悪いらしく、保健室だと。 あたしはそうなんだろうと思ったまま授業を受けたのだが、 その林さんがキッカケで一事件起きるとはまだ何も知らない。